リウマチとは

膝の関節や手足の指に常に痛みが伴い、何をするにも苦痛が伴うリウマチ。 日本でも多くの方が悩まされる病気の代表的なものですが、その苦痛は如何ほどかと思います。

医療現場においても完全な治療薬は存在しません。
痛み止めや薬の治療で中々良くならないのは、治療を共にする家族にとっても悩みの種です。

私自身も同居する母親がリウマチの治療をしており、苦痛に耐えるその姿を見て「何とかならいものだろうか?」とありとあらゆる健康法や健康食品、治療方法などを調べておりました。

その中で、少しはご家族や近い人が同じリウマチに悩まされている方の手助けになればと思い、まとめてみる事にしました。

リウマチの原因

まず、リウマチはれっきとした免疫に関係する疾患です。
免疫細胞は外部からウイルスや人体を攻撃する菌が進入した際に攻撃をします。

それが、何かの原因がきっかけで健康な細胞や組織を攻撃してしまい傷つけてしまう、これが「リウマチ」です。

時には骨・靭帯・軟骨に至るまで攻撃してしまい、炎症や損傷によって痛みが生じるのです。最近の定説では「サイトカイン」という物質が原因だとされており、今日の医療現場ではこのサイトカインの働きを抑える為の薬がいわゆるリウマチの治療薬とされています。

リウマチ治療薬の恐ろしい副作用

リウマチの治療は大きく分けて

■病気の進行を抑える事

■痛みを取り除く事

に分かれています。

そして多くは薬の投与による薬物治療が最も多く一般的です。
しかし、薬の投与と一言にいっても様々な治療薬があることも分かりました。

①リウマチ薬・・・・・・・・免疫異常を正常に戻そうとさせる薬

②抗炎薬(非ステロイド)・・痛みや炎症を抑える薬

③ステロイド薬・・・・・・・・免疫細胞自体の働きを抑制する薬

参考となる文献やお医者さんの話、ホームページなどで調べた結果、要は上記のように私は理解しています。

勿論、当然ながらそれぞれ血糖値上昇や感染症にかかりやすくなったり、胃腸障害・肝機能の低下、貧血、骨粗しょう症などの恐ろしい副作用があります。

ですが、痛みが酷い患者にとって副作用よりも今の苦しい状況から救われたい一心だと思います。

私の母も同様でした。リウマチそのものの痛みもさることながら、その後は薬の副作用と戦う毎日となっていました。